変わらずそこにあって、
思っているよりも
すぐそばにあって、
行こうと思えば
いつでも行けて、
いつも黙って
受け入れてくれる。
行けば必ず
いいことがある。
山のある人生には
いいことが多い。
-mürren表紙より
mürren vol.13 ある山の一日 ¥525 |
そんな表紙から、思わず手に取ってしまう。
"mürren"(ミューレン)
「街と山のあいだ。」というコンセプトで、半年に一度発行される小冊子です。
私は、自然が好きだけれど、きちんと装備をしてのアウトドアなんてしたことがない。山登りもきっと無理。
でも、mürrenを読むと、どうしても自然の中に行きたくなってしまう。
山登りは無理でも、山歩きなら・・・
インドアな私も、実は持っている自然への憧れ。自然の中にいると、ふつふつと、でも静かに穏やかに心の中に生まれる喜び。
mürrenを読んでいると、自然の中にいる時の気持ちがふとよみがえるのです。
文章も写真もとてもよいです。
そんな小冊子 "mürren" vol.13からお取り扱いが始まりました。
『地元菓子』 若菜晃子 新潮社 ¥1,680 |
どの町にもある、地元ならではのお菓子。
昔から食べ継がれてきた、おやつにいただくような、庶民のお菓子。
全国津々浦々を旅して回って、そんなお菓子の奥深い世界を堪能させてくれる本。
この本は、mürrenを編集されている若菜晃子さんの著作です。
私は、それを知らずに店に入れていたのですが、mürrenの入荷のやりとりの中で、そのことを知りました。
表紙から心ひかれます。
これは、水まんじゅうだ。
大垣の友達の家に行った時に初めて食べた水まんじゅうの美味しかったこと・・・
特にこんなに暑い日に、大垣の美味しい水と一緒につるつるっとね・・・
見たことのないお菓子の話は当然、興味深い。
でも、地元ならではのお菓子が出てくると、「あぁっ!伊賀まんじゅう!」などと思わず声を上げてしまいそうになってしまうのです。
そして、本の後ろの方には「おかしなたび 岡崎」のページもあるんですよ。(えっへん)
(実家のすぐそばを回られたようで、ちょっとどきどきしながら見入りました。)
こういうお菓子、ずっと残っていてほしいものです。
読み進むのがもったいなくなってしまうような本。おすすめです。
店頭には、この本を含めて「とんぼの本」シリーズ、何冊か置いています。
美しいカラー写真と、充実の内容の本ばかり。ぜひ手に取ってみてください。
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