換えているのですが、最近は秋めいてきたので、
秋らしい色合いのものを・・・
となると、昨日のウクライナ民話「てぶくろ」に続いて
ロシアの絵本の出番です。
「3びきのくま」 トルストイ 文 バスネツォフ 絵 福音館書店 ¥1,155 |
3びきのくまの家。
3びきのくまは、ちょうど散歩中で留守です。
女の子はその家に入り・・・
このお話は、ロシアの民話と思っていましたが、
もともとイギリスの昔話だったのを文豪トルストイが
よりすぐれた物語にしたのだそうです。
なによりも絵が素晴らしくよいです。
力強い線と、小さなものの繊細な描写の対比がよく、
表紙や裏表紙も素敵です。
「きつねとうさぎ」 Y・ノルシュテイン 構成 F・ヤールブソワ 絵 福音館書店 ¥1,260 |
こちらはロシアの昔話。
小さな家をキツネに乗っ取られ、泣きながら道を歩くうさぎ。
「そんなきつねは追い出してやるよ!」と次々に動物が
手伝ってくれますが・・・
構成のユーリー・ノルシュテインは、世界的にも評価の高い
ロシアのアニメーション監督。
この絵本もアニメーションになっており、絵のフランチェスカ・
ヤールブソワは、アニメーションでは美術監督として
繊細で美しい映像を実現しています。
(この2人は私生活でもパートナーなのです。)
「きつねとうさぎ」は、見開きいっぱいに描かれた絵が
とても力強く、不思議な魅力があります。
2人の手がけた作品で「きりのなかのはりねずみ」も絵本になっていて
SARANAにも置いてあるのですが、この2冊は作風が全く違っていて、
比較してみるのもおもしろいですよ~
そして、小さい人には、こんな大人が唸るような絵本を
選んであげてほしいなと思います。
小さい人だからこそ、本物を見抜く力があると思うのです。
ロシアの絵本が気になって、いろいろと調べていたら
またおもしろい作品に出会いました。
入荷したら、ブログでまた紹介できればと思ってます。
早く届かないかなー。
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