2011-08-06

ヒロシマとフクシマと

今日は、8月6日、広島の原爆記念日ですね。

その日だ、という意識が年々薄まっているように
感じる中、今年は福島の原発事故が起こり、
あらためて今日この日にいろいろと考えています。

起きてしまったこと、やってしまったこと、
それはもう取り返せないけれど、
同じ過ちを繰り返さないように、
そこから学ぶことはできる、と
私は信じています。

「放射能はなぜこわい」柳澤桂子
地湧社 ¥650
 遺伝学の研究者である柳澤桂子さんが、チェルノブイリ事故後の
1988年に執筆し、重版されてきた本です。
なぜ放射能が危険なのか、とてもやさしい言葉で説明しています。
中学生、高校生でも読めると思います。

「チェルノブイリの事故がもたらしたもの」という章もあります。
チェルノブイリ後、反原発の機運は日本でも一時的に
高まったのかもしれない。
でも、福島の事故は現実に起きてしまった。

これで、もし三度目を繰り返したら・・・
ほんとのおバカさんですよね。


それから、今日という日に、もうひとつ言いたいことは、
栗原貞子さんの「ヒロシマというとき」という詩のことです。
ここに原文を載せるのはやめておきますが、
インターネットで検索すればすぐに出てきます。

Books and Crafts SARANAでは、戦争についての本も
いろいろとそろえています。
若い人も、年配の方も。
同じ過ちを繰り返さないために。

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